tonkachiの森の家作り日記

那須高原にハーフビルドでカントリーハウスを建てる

漆喰

今回外壁に使用したのは地元栃木県葛生原産のしっくいを使用しました。

 

村樫のしっくい糊増 です。

 

 

 

いろいろな建材を検討しましたが金額が結構張るのが難点でした。

エスタコウォール

カルクウォール  など

 

村樫さんのしっくいは、すさと海藻糊がすでに配合されていて水を18リットル加えるだけで即使用可能な優れものです。

しかも今回は糊増です。

 

さらに今回は西洋漆喰、しっくいモルタルのように骨材を配合して立体感のある外壁を目指しました。

 

骨材はお隣福島県でとれる石灰岩を砕石にした、、白竜砕石という商品です。

真っ白な砂です。

外壁用に3厘(1㎜)のもので、しっくいと砕石を1:1の割合にしてみました。

いわゆる砂しっくいです。

ふつうは下塗りに使用するようですが、今回は仕上げに使い、ザラザラ感とごつごつ感を出しています。

漆喰はかなりねっとりしていて、のびがよくとても塗りやすかったです。

 

 

ゴミ箱を利用して、撹拌機で混ぜ合わせると大体70リットルの容器2/3くらいになります。

漆喰は思ったより粘っこく、スサも大量に入っていて絡み合い、混ぜ合わせるのが大変でした。。

 

外壁はノンクラック工法で下地を作ってもらいましたので、その上にじか塗です。

漆喰の水分が吸収されないように、モルタル下地にはNSハイフレックスHF-1000を5倍希釈してローラー塗し乾燥させておきました。

 

なかなか味わい深い仕上がりです。